踊った阿呆に見た阿呆 徳島旅行記



 徳島在住の友人夫婦、RくんとSちゃんが我が家に遊びにきた際、こんなものを描きながら話のノリで決まった徳島・阿波踊り体験旅行。この熱い祭りの噂を聞いて以来ずっと興味を持っていたので、私と相方は期待を胸を膨らませておりました。阿波踊りは毎年お盆の4日間行われます。行きは岐阜へ帰省していたRくん夫婦の車で14日朝から徳島に向かい、16日の夕方にバスと新幹線で帰るという2泊3日のスケジュール。

 14日の待ち合わせ時刻は、お盆真っ最中の渋滞を想定して早朝5時。しかし例によって仕事をためこみ、相方もなんとなく眠りそびれて睡眠時間2時間弱というお前ら運転を代わる気まるでねえだろというコンディションで出発。Rくん夫婦も同じような状態だったらしく、睡眠不足の4人は空回り気味の嫌なテンションで一路徳島へと向かいました。

 大阪・京都で多少渋滞したものの、それ以外で目立った混雑もなく、予想していたよりもスムーズに徳島市内へ到着。時刻は12時すぎ。淡路島のサービスエリアで明石焼きを食べて間もなかったので、食事の前にどこか観光に行こうという話になりました。

とってもキレイな明石大橋
 しかしあまり遠くに行くと、帰りが祭りに参加する人々の渋滞に巻き込まれて大変。どこか近場でいい場所はなかったかと、首をひねるRくんとSちゃん。しばらく熟考した後、Sちゃんがポンと手を叩きました。

Sちゃん「あ、いいとこ思い出した!アレすごいよ!アレ見せてあげようよ!」

 名案とばかりに声を弾ませるSちゃんとは対照的に、「アレすごいか〜?」と渋い顔つきのRくん。Sちゃんはかわいい顔して生粋の天然系なので、いろんな意味で期待して“アレ”とやらの元へ。


たぬきの前に立っているのは相方にあらず
 ←アレ。

 巨大なたぬきの前でゆるく微笑みながら、Sちゃんは相変らず天然真っ盛りだナァとほのぼのする私達。この全長約10mの巨大なオブジェ、その名も「金長たぬき 希望の滝」。金長とは、民話「阿波狸合戦」に登場する小松島に住んでいた勇敢な狸のこと。ちなみに「きんちょう」と読みます。私のように「きんながたぬき」と読み上げてしまうと、一部分のみを凝視してしまうことにもなりかねますので注意が必要です。



 確かにある種インパクトはあるものの、徳島最初の観光スポットとして訪れるのに適しているのかは疑問が残る金長たぬき。たぬきを見上げる私達のリアクションの薄さに慌てたSちゃん、「違うの、このたぬきのすごさは別にあるの、アレ見たらビックリするよ」と力説。その言葉を裏付けるように、そばにあるたて看板にもこう記されています。


 『金長たぬきの前に立って手を叩いてみて下さい。何か面白いことがおこります。』


 よく見ると、正面にセンサーがついています。Sちゃんに促され、センサーの前で相方がパンパンと手を叩いてみました。すると………

数秒後……


わあ滝が流れてきたヨ!
  ザァーーーーーーッ


これを見せたかったSちゃんの意図がよくわかりません。

 大掛かりな上維持も大変そうな割になんとなく無駄感の漂う仕掛けですが、我が故郷の「首都機能を東京から東濃へ」とデカデカと書かれた、異様に多いのぼりや看板に比べれば十分許容範囲の無駄感です。見た目はトトロみたいでかわいいし、ハローワーク(公共職業安定所)に近いということからも需要はありそう。金長たぬきくんには、今後もハローワーク通いのおじさんたちにじゃんじゃん希望とマイナスイオンを授けて頂きたい!


柄がおかっぱ風味
途中Sちゃんの実家に立ち寄り、おかっぱ頭の飼い猫ロクに遊んでもらった後、老舗の徳島ラーメン店「名東軒」へ。この店は徳島ラーメンの発祥といわれる有名店「いのたに」に並んで、古くから地元民に親しまれているお店。全国的にも名の知れた「いのたに」とは違い、知るひとぞ知る隠れた名店のようです。以前、初めて徳島を訪れることになったとき、徳島在住のちひろさんに教えてもらったのですが、そのときは「いのたに」にしか行けず悔しい思いをしたので、今回は念願叶ってご満悦でした。詳しくはグルメ編にて。

 Sちゃんが取ってくれた演舞場の桟敷券は明日15日分。長距離運転で疲れているRくんのことも考え、今日はゆっくり休むことに。Sちゃんが予約してくれた駅前(祭り会場すぐ)のビジネスホテルで別れ、とりあえず昼寝。


 17時頃、祭囃子の音に目を覚ます私達。橙に染まり始め、そこここに影を落とす街並みとは対照的に、響く祭囃子と人のざわめきはにぎやかに軽やかに空気を彩っていきます。建物がひしめき合う駅前のビジネスホテルからは祭りの様子は見えない。なのに、街がだんだんと高揚していくのが肌で感じられました。最初は寝ぼけていた私達も、次第にそわそわと興奮気味に。ちょうどアテネオリンピックの柔道、しかもヤワラちゃんと野村選手の試合がやっていたので、「明日また行くし」と自分を押さえつけてテレビを見ていたんですが、遠いアテネの熱闘は間近のピーひゃららには勝てませんでした。

 ホテルを出ると、一段と大きくなったざわめきと熱気が押し寄せてきました。駅前のそごうから阿波踊り会館や市役所一帯が交通止めになり、“連”と呼ばれる踊りのグループが至るところでガンガン好き勝手に唄い踊っています。


  “連”には、地元の阿波踊り協会に所属している練達した踊り手たちが集まる「有名連」から、著名人も出演する「企業連」や元気いっぱいの「学生連」などがあり、規模も30〜500人といろいろなら、踊りのスタイルも様々。熟達したエネルギッシュな踊りで人の目を集める有名連のすぐそばで、一升瓶がぶ飲み技で注目されるアホ・ハッスルな学生連がいたりして、そのめちゃくちゃさがまた楽しい。残念ながら見ることはできなかったのですが、ホウキを片手に踊る「レレレの連」(もちろん黄色にチェックの浴衣)なんていかした奴らもいるそうです。

 さすがは全国的に名を馳せる祭り、観光客の数も半端じゃありません(4日間で約130万人!)。大通りの新町橋辺りに着くと、見る者・踊る者・酒に踊らされてる者いろんな意味で自分を見失っている者で大賑わい。すでに興奮している人々をさらに盛り上げていく鉦や太鼓、笛に三味線の賑やかな鳴り物と、「よしこの」と呼ばれる独特のリズムに乗せた7・7・7・5調の囃子唄。これでハイになるなと言う方が無理です。

 踊りに加わりたくてウズウズし始めた頃、新町橋の近くで 「にわか連」らしき団体を発見。※「にわか連」とは阿波踊り初心者、文字通りにわか仕立ての人々が集まって踊る連のこと。市役所で集合し、簡単に踊りの指導をうけたあと街に出る。演舞場にも踊りこむらしいので、私達が参加したのはまた別のグループかもしれません。


「これ誰でも参加できる連だよ!いこ!踊ろ!」とアドレナリン全開の私の横で、ちと恥ずかしそうに躊躇する相方。この人はノリが悪いわけじゃないんですが、人前でハメを外すことには慎重というか理性が働くタイプなのです。寝言はアウトローなくせにね。


新町橋たもとから見た、新町川と対岸の様子
しかし相方は、酒が入ると箍が外れるタイプ。あまり酔いすぎると外れたまま戻らなくなるので、すきっ腹に缶ビールを2本ほどかっ込み、ほろ酔いになったところでいざ出陣!

♪アー エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ
 踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らな損々♪


地元民と思われるおっちゃんが唄う囃子唄に合わせて、飛び跳ね声を張り上げる私達。猪木バリに拳かかげて飛び跳ねてる時点で阿波踊りじゃないんですが、周りも同じような有様なので気になりません。老若男女、外国人と実に様々な人々がオリジナル阿波踊りを生み出しながら、一区切りついたら誰彼かわまず近くにいる人とハイタッチ。めちゃくちゃながらも熱い一体感があり、その楽しさに時間を忘れてしまいました。そして気付いたらベロベロに酔ってました。合間合間にビールやらチューハイやら飲んで、踊って跳んでしてたんで当然なんですけどね。

 22時をまわり、本日の祭りは終了。旅行に行く前、「路地裏を見ると面白い」と聞いていたので、ホテルに帰る道すがら覗いてみたんですが、いるわいるわ酒に呑まれた屍のような方々が。一升瓶抱えて眠ってる漫画のような酔っ払いもいて笑えましたが、ホテルに到着後ハイテンションのままトイレで延々とリバースした私も似たようなモンでした。屋台のイカとたこ焼きしか食べてないのに(以下自粛)。相方いわく、「内臓でも出てるんじゃないかと思ったほどの豪快なリバースだったようです。最低です。でもその後、ウヒャウヒャ笑いながら「ヤワラちゃん金メダルおめでとー!」と叫んでいたらしい。ヤワラちゃんも迷惑です


 そして次の日(15日)。2人とも二日酔いにならず、比較的爽やかに目覚めました。「今日は演舞場の桟敷席で阿波踊りをガッツリ見るんだ、楽しみだなあ〜」とカーテンを開けたらサイパン並にどしゃ降りという愉快な演出があり、ベットの上で大暴れしましたが、祭りが始まる夕方にはあがりそうだったので一安心。

 昨日はホント楽しかったねと話しながら、昨日撮ったデジカメ画像を見ていた私と相方。踊り休憩中に撮ってもらった2人の画像が映し出されたところで、一瞬ときが止まりました。




・・・・・・・・・・。

なにこの抜作先生みたいな2人組。
今にも「いきなり尻見せー!!とかやりだしそうです。

※抜作先生…その昔ジャンプで連載していた怪盗漫画「ついでにとんちんかん」に出てくる変態教師。ベタベタなギャグの応酬で人気を集め、アニメ化までされた大ヒット作。「いきなり尻見せー!」は、いきなり生尻を見せるだけの技。作者はえんどコイチ。

酒がまわり真っ赤になったしまりのない顔、阿波踊りを意識したらしい奇怪なポーズ。この写真を撮ってくれた女の子たちの記憶を今すぐ消し去りたい気持ちに襲われつつ、恐る恐るその先を鑑賞。よせばいいのに、写真だけでなく動画もバッチリ撮影してありました。

恐怖の録画再生中↓



ホントにアホだなお前ら。

にわか連の輪に加わって踊り狂い、さらに酒が回って理性を手放していく様子が克明に記録されており、その目を覆いたくなるほどのはじけっぷりに動揺する2人。同じ阿呆なら踊らにゃ損。確かに踊った方が2倍も3倍も楽しいときを過ごせます。しかし、公衆の面前でここまで醜態をさらしていると大人の人間として致命的な損をした気がします。


 アホ丸出しになるほど楽しかったんだから仕方ないと開き直り、チェックアウトした後にRくん&Sちゃんと合流。阿波踊り以外にも徳島を見てもらおうと、彼らはいろいろと計画を練ってくれていました。ホテルやバスの手配や、桟敷席のチケット予約まで任せっきりだったのに、その上観光案内まで…。なんて優しいんだろうと心があたたまり、胸の中の金長たぬきも微笑んでいる気がしました。

 目的地は、平家の落人伝説が残る西祖谷山村。お目当ては秘境・祖谷渓にかかるかずら橋です。山野に自生するシラクチカズラで編まれた吊り橋で、日本三大奇橋のひとつに数えられている稀少なもの。秘境のわりに徳島の観光地として上位に挙げられる有名な場所ですが、生粋の徳島っ子であるSちゃんは初めて訪れるとか。地元って意外にそんなものですよね。


清爽な景色ですが、渡ってるときは見る余裕ナシ
 徳島市内から車で約2時間。ようやくかずら橋付近にやってきました。奥へと入っていく山道で、駐車料金をぼったくるとネットで噂のおばちゃんが欲丸出しでフラフラ近寄ってくるので注意しつつ先へ進み、ようやく到着!

 平家の落人が、追っ手が現れたらすぐ切って落とすために作ったと言われているかずら橋。その落人は、遠い未来に500円払ってこの橋を渡る物好きな人々が現れるとは夢にも思わなかったでしょうね。※かずら橋通行料500円

 もちろん現在はワイヤーや鉄棒などで補強がしてあります。しかし、基本はカズラで編んであるだけの、けっこう大雑把な造り(に見える)。足場は隙間が広くて下手すると足はまりそうだし、より所となる手すりさえもグラグラ揺れる。全長45m、水面からの高さ14mの度胸試しが始まりました。

デジカメを落としそうで、写真を撮るのも一苦労でした



相方は地に足がついていないものが大変苦手。ジェットコースターに乗ると「や・め・て・く・れ〜!」と本気で叫びます。さらに恐怖が増すと一切喋らなくなる習性があるので、今回背を向けていても怯えているのがすぐに分かって面白かったです。

 かずら橋体験後、山道を戻る私達。すると、ある1軒のお店が目につきました。一見普通なのですが、何かがひっかかる。


よーく目を凝らして見てみると……


…………

!!

 NINJYAダ━━━━━!!!

なんでそば・うどん屋にNINJYAが必要なのか。一体どういう効果を狙っているのか、この店の意図が全くわかりません。暗闇で見たら泥棒か変態です。しかもこのNINJYA、自分の場違いムードに薄々気付いているのか、


顔を向けても視線は絶対合わせない
 ちょっぴり困り顔。


見てるこっちも困ってきたので、深くは触れずにその場を後にしました。、

帰る途中、風光明媚な景勝地「大歩危・小歩危」の雰囲気も味わうことが出来ました。その雄大さもさることながら、「おおぼけ」「こぼけ」という呼び名も素敵。歩くときは中股以外認めませんよ!

 大スケールの奇石に囲まれた碧い吉野川には、遊覧船が何艘も浮かんでいました。とても気持ちよさそうだったので、体験してみたくなりました。「おおぼけ舟下り」という吉本新喜劇の演目にありそうな名前もツボです。

そのほかにも「おおぼけタクシー」「おおぼけパーマ」などいかしたネーミングがあふれかえっており、いちいち想像しては大笑いするという小学生のようなムードで観光ドライブは終了しました。

 徳島市内に戻ったのは16時過ぎ。着付けができるSちゃんに浴衣を着付けてもらって(ホント、何から何まで世話になって…)、桟敷席のチケットがある「藍場浜演舞場」へ。演舞場は他にもいろいろあります。この桟敷席、以前は無料だったらしいのですが、遠方からやって来たツアー客が満席で座れないなど色々と問題が生じてきたため今年から有料になったとか。18:00からと20:00からの2部構成になっていて、どちらのチケットも取っていてくれたので、たくさんの連の踊りを堪能することができました。

 ちなみに企業連には特別ゲストが数多く出演していて、日にちによって様々なタレントを間近で見ることが出来ます。有名どころだとチャーリー浜や鈴木紗理奈、矢部美穂などなど。私が見た有名人はこの人!

 ←微妙。

 でも、衆院議員の後藤田正純氏と麗しの奥方(水野真紀さんですヨ)が踊ってる姿も見ましたよ。奥方は女踊りの衣装を着て、一生懸命踊ってました。ちゃんと練習してきたらしくなかなか様になっていて、徳島市民のハートを鷲づかみ。後藤田氏も安泰ですね。




阿波踊りと聞いて、すぐに思い浮かべるのは編笠をかぶった女踊りの衣装。女性ならではの高い声で唄う、「踊りおどらばしなよく踊れ しなのよいのを嫁にとる」「ひょうたんばかりが浮きものか 私の心も浮いてきた」などの囃子言葉がとても印象的でした。声のかけあいもかわいい。「(1人)やっとさー(全員)やっとやっと」とか、例えば大名連だったら「(1人)おっどりは〜(全員)大名〜(1人)おっどりはおっどりは(全員)大名大名〜」って連の名前をアピールしてたり。耳に残って家に戻ってからもしばらく離れず、たまに大声で唄ったりもしたので、隣人にさぞかし不審がられたと思います(窓あいてた)。

 男踊りは着流し、または法被で、頭には手ぬぐいを巻いたりしてます。爪先立ちで踊る、楚々とした女踊りとは対照的に、腰を落としがに股で踊る男踊りは、力強くてどこかユーモラス。上級になると手にしたうちわや小ぶりの提灯を巧みに動かしながら、跳ねるように踊ります。これがめっちゃカッコいい!阿波踊りに長けてないと絶対できない動き。殿様連の動きとか、惚れ惚れしちゃいました。

 有名連にはチビっこも大勢参加していたんですが、この子たちがまた上手くてビックリ!いわゆる和ませ役とか、お飾り的な存在ではないんですよ(そういう子も、それはそれでめっちゃかわいいんですけどね)。5〜6歳ぐらいの子でもしっかり腰落ちてるし(でも背筋は伸びてる)、手の動きはキレイだし、囃子言葉も板についてる。鳴り物の大太鼓を大人顔負けのパフォーマンスで打ち鳴らしてた男の子もいて、脈々と受け継がれる阿波踊りDNAを感じました。


 踊りの構成や見せ方、リズムなどは連によって様々。その違いを楽しむのも、演舞場の醍醐味でしたね。男踊り、女踊りそれぞれ独立して見せ場をつくる連が多かったのですが、最後に踊りこんできた「蜂須賀連」は、男踊りと女踊りのメンバーが一緒になって場を盛り上げていて、とても楽しめました。




ああーやっぱり映像で紹介したかったなあ。いつかこっそり載せてるかもしれません。今すぐ雰囲気を味わってみたい人は阿波おどり公式ホームページへ!

 この祭りで一番印象に残ったのは、おっちゃん・おばちゃんたちがとっても生き生きしていてカッコよかったこと。経験を積んだ熟練の動きは、わしゃ阿波踊りが大好きだー!!!と全身で叫んでいる感じで、アタシも阿波踊りが好きになったー!!と叫び返したくなりました。「まだまだ若い奴らには負けんわ」というプライドが感じられて、ホントカッコいい。Sちゃんが言うには、経験豊富な踊り手は若者をはじめみんなから尊敬されて、熟練者は未熟者を容赦なく叱りとばして鍛え上げるらしい。目上を敬い目下を叱咤激励する、押し付けではない自然な縦社会は、こういうところから生まれてくるのかもしれません。

 とにかく熱くて、カッコよくて、活気に満ちたお祭りでした。来年は地元のみんなを誘って、大所帯で阿波踊りツアーを敢行したいです!

 演舞場付近の屋台でお好み焼き&たこ焼きは食べていたものの、祭りの興奮のあまり腹が減ってきたのでRくんご用達のラーメン店「東大」へ直行。ペロリと平らげた後、間をおかずに2軒目「ふく利」へ。浴衣でラーメン店のはしごをする女a+r。2杯食べるとさすがにお腹いっぱいで苦しかったですが、どちらも大変美味しかったです(詳しくはグルメ編にて)。

 ふく利を出た後、満足げに腹を叩く私と相方を見て、Rくんがボソリと呟きました。

Rくん「そういえば相方さんとa+rちゃんって、徳島に来て露店のものとラーメンしかまともに食べてないんじゃ……

指摘されて、初めてそのことに気付く私たち。けれど、おいしい徳島ラーメン店を3軒行けたことで私と相方は大満足。心配げなRくんとSちゃんに、心の底からこう伝えました。


「もっといろんな場所や、美味しい店に連れてってあげたかったのにごめんね」と謝る、どこまでも優しいSちゃんとRくん。こんな世話の焼ける夫婦の面倒を見てくれて本当にありがとう。2人のおかげで、とってもとっても楽しい時を過ごせました!

 そんなこんなで阿波踊り体験旅行は終幕。以前初めて訪れたときに抱いた徳島への親しみと好感が、この祭りを体験して一層強く深くなりました。また絶対に遊びに行きたいですね。今度行くときはラーメン店5軒ぐらいはしごしたいです。

(9/25 '04)


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